AYA世代のがん患者さんへ
AYAweek2023.03.04(SAT)- 03.12(SUN)
AYA世代(15~39歳)という言葉はまだまだ認知度が低く、治療の進歩や国の支援制度整備も充足しておらず、多くの生きにくさを感じながら一生懸命に生きている若い世代のがん患者さんたちがいます。
AYA世代振袖無料撮影会を開催させていただく私たちは、少しでも多くの人にAYA世代のがん患者さんのことを知ってもらいたい。
そして、子宮頸がんなど若い世代の人たちでもがんになる可能性があることを知ってもらい、なかなか行きづらいがん検診を受けてもらえるような啓発にも繋がればという思いがあります。
今治療中の患者さん、治療は終わってもまだ再発の不安を抱えている患者さん。日本伝統の艶やかな着物を着て、最高の笑顔を写真にしませんか。もちろん!男性の凛々しい袴姿も撮影させていただきます。
ご興味のある方は、是非ご応募ください。
お待ちしています。
2022年開催の様子をご覧になれます
撮影会申し込み
下記お申込みフォームより撮影会
にお申込みください。
後日、主催者(CANCER PHTO+担当者)よりご連絡をさせていただきます。
着物選び
東大阪市にある、呉服店丸十にてお着物を選んでいただきます。
https://kimono-marujyu.com/
撮影当日
当日、まず参加同意書にサインをしていただきます。お手洗いを済ませて、ヘアメイクに入ります。
ヘアメイク(同時)約30分
着付け
体調に合わせて着付けをさせていただきますので、ご不安なことなどありましたら、都度お伝えください。
着付け約30分
撮影
様々なシチュエーションでプロが撮影をさせていただきます。撮影約40分
お写真選び
撮影したお写真を見ていただき、アルバムに入れるお写真を選んでいただきます。
セレクト約30分
車椅子や義足の方も安心してご参加ください
プロの技術スタッフに加えて、看護師が立ち合います
車椅子や義足の方でも安心してご参加ください
ボランティアの看護師が複数名参加しており、着付けの際にも体調を確認しながら行いますので、なにかありましたらいつでもお声かけしてください。
撮影の際にも、椅子などに座って撮影いたします。
B-SPACE FUKUI BLDG.4F
谷町4丁目駅 徒歩2分
※お車でお越しの場合、近隣にコインパーキングがございます。
AYA振袖無料撮影会申し込み
お申込みを締め切りました
参加者の声
20代 女性 白血病
20歳の時に白血病と診断され、約5年間、闘病生活を送りました。
闘病中、周りの同世代の女の子達が、オシャレしていろんなところに出かけたりしているなか、自分は病室で過ごしているのがすごく悲しくて嫌でした。
今回、撮影会に参加させていただき、本当に幸せな時間を過ごし大切な思い出を作ることが出来ました。
着付けはもちろん、メイク、ウィッグのセットなど、思い描いた通りに可愛くしていただき本当に嬉しかったです!
すごく可愛く撮ってもらえて、自分に自信が持てました。
スタッフの皆さんもすごく優しくしてくださり、温かい雰囲気の中撮影出来ました♪
1番嬉しかったことは、自分の元気で綺麗な姿をずっと闘病中支えてくれていた母に見せられた事です。
こんな素敵な機会を与えてくださった、皆様に感謝です!
是非この先もこの活動を続けてほしいと思います!
本当にありがとうございました!!
参加者の声
30代 女性 悪性リンパ腫
仕事もプライベートもこれからという27歳の時に、悪性リンパ腫に罹患しました。周囲に置いていかれる孤独感と焦りで、人と接することを避けるようになっていました。
悩んだ末撮影に参加し、初対面の方と話すことすら緊張していましたが、皆さん暖かく受け入れてくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
私のことを全然知らない方々が、私の為に全力で頑張ってくださる姿を見て、AYA世代を気にかけてくださる方がこんなにいるんだと心強くなりました。
私も頑張る側でありたいし、また以前の様に頑張っていきたいと思いました。そんな風に思える機会を頂けて感謝しています。本当にありがとうございました。
参加者の声
30代 女性 乳がん
この振袖撮影会を終えて、いただいた写真を何度も見返しております。家族との関係、病気の事。
思い通りにいかない事も多い人生でしたが、写真に映る嬉しそうな自分を見て、『生きてて良かった』なと、思うことができました。
『外見が整うと心も整う』
『心が整うから外見も整う』
本当に本当にその通りだと思います。外見と心が整うと治療も上手く行く気がするんですよね。
今まで、がんになっていない人に、がん患者の気持ちなんてわかるもんか!と、意固地になっておりました。
でも、撮影会に参加して、がん患者本人よりも、がん患者の事を考えてくれている人がいるんだ、という事を知ることができました。
固くなっていた心が、柔らかくなったような気持ちです。
今回、受け取ったみなさまの優しさを、私も周りに伝えていきたいと思います。
参加者の声
30代 女性 乳がん
私は、5年前、33歳の時に乳がんだと診断されました。抗がん剤治療・手術(右乳房全摘出術)・放射線治療行い、今年で5年目の節目の年になりました。そんな節目の年に、こんなイベントに参加できて良かったと思っております。
AYA世代といってもアラフォーの私は、振袖の綺麗でカラフルな柄・色を選ぶだけでも、凄い久しぶりに胸がトキメキ、ドキドキしました。スタッフさんもすごく優しくて、『どんな風なイメージで行きますか?』って希望を丁寧に聞いてくださって、『演歌歌手にならないように』という、曖昧な希望であったにも関わらず、素敵に叶えてくださりました。乳房全摘出術しているのですが、その部分も補正して着させて頂きました。
自分自身が医療従事者にも関わらず『がん』だと診断された時、自分の思い描いていた未来が突然無くなったような気がして『人生、終わった』とかなり落ち込み、こんな私で『ごめんなさい』って思い、周囲にこんな若い年齢で『がん』になった知り合いもいず、相談できる人もいず、落ち込んでしましました。しかし、実際は 案外何とかなりました。元気いっぱい『がん』って診断される前と同じように仕事も出来てますし、毎日楽しく生活しております。思い描いていた未来とは少し違いますが、悪いことばかりではなく、まさかのアラフォーになって振袖姿の写真を撮ってもらっちゃたりしてます。20歳の成人式の時に撮った振袖写真より可愛く撮ってもらえて、本当に良い経験させていただき、ありがとうございました。
主催
CANCER PHTO+(キャンサーフォトプラス)
協賛
呉服店丸十
NPO法人つながりひろば
後援
AYAweek2023